Bum生活満喫中です

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ワイキキビーチのサンセット、カフェカイラのパンケーキ、青い海、白い砂浜



前回のブログ後、ワイハやColoradoのボルダーの街をエンジョイした後、ペコマと別れ一路Alaska州へと飛んだ私。


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自然に包まれたボルダーの美しい街並、洗練された美味しいレストランの数々、犬と遊ぶペコマさん



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街から見えているフラットアイアン、岩場は何処もすぐ近く



Alaskaの大きな雪と氷の山を登りたかったけれど、なんとEMS(国際スピード郵便)で日本から送っていた荷物が1つ完全ロストし、冬装備一式を一挙に失ってしまいました。


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AnchorageのTed Stevens International Airport。まさかたった一週間後ここにトンボ帰りする事になろうとは、この時まだ知る由も無い。


愛するノミック、バツーラ、スティンガー、買ったばかりのBDのVision(クリッパー4つとPAS付)、エスパースマキシムナノ2〜3テン、更には借り物のスノーシュー、、、ああ、もうこれ以上悲しくて書けません。
兎に角冬山に登る手段を見当もつかない何処かへ奪い去られてしまいました。


カナダで待機していてくれたパートナーにも申し訳ない限りです。Alaska州の玄関口であるAnchorageの街に独りぼっちで1週間滞在し、前半はウォルマートやREIで大量の食料や行動食を買い出し。後半はその全てをせっせと返品しに行きました。みんな同情してくれ、大量の返品も嫌な顔ひとつせず対応してくれました。


Anchorageは山や自然の気配の薄い寂しい田舎町。精神を何とか正常に保っていられたのは、宿から0.7mileのところにあるクライミングジムに三日連続行ったところ、親切なスタッフのにいちゃんが「月パスにした方が得だよ」と気を利かせてくれ、マシンも快適なwifi環境も整ったジムに毎日毎日入り浸ることが出来たからに他なりません。


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唯一の心の拠り所だったAlaska Rock Gym。ただ登り、マシンで汗を流せば無心になれた。夕飯は隣接する人気店に通い詰めた。



カナダのキャンモア在住のパートナーと周りの人々のrecommendにより、目的地をOregon州のSmith Rockに定めました。5月14日、プランBが始動しました。
くよくよして立ち止まっている時間はなるべく少ない方が得なので、私も一旦氷雪をまとった山のことは忘れ、フリークライミングモードに切り替えることにしました。


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Smith Rock bivouac area(キャンプ場)。居付き過ぎて最古参。


現在、Smith Rockに滞在してそろそろ3週間です。
パートナーのお陰でとても楽しいCamp生活を満喫しています。

今年2月に入ってからはフリーモードから一転し、下半身強化、心肺機能うp、体脂肪増の生活をしていたので、親の仇みたいにカチとポッケばかりのSmith Rockで重い身体に堪え兼ね、中指がまた暴動を起こしてしまいセーブしまくりながら登っていました。


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Chain Reaction



でも最終的には、エリアの看板ルートも登れ、バム生活も充実し、生きるという営みの基本的な幸せを実感しています。
これぞ、スローライフ!


Smith Rockはアメリカのスポートクライミングエリアとしては最も古い歴史ある岩場だそうですが、日本での知名度は低そうです。クライマーなら誰もが一度は憧れる"バム生活"(の体験に過ぎませんが、、)も含めて、後日あらためてレポートします。


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あ、でもAlaskaは諦めてません。来年リベンジします。
パートナー募集中(笑)。

旅に出ます。

4月は計画していた"Climb&Ride"に向けスキー山行を重ねていましたが、2週連続悪天候に見舞われたりして中止に。
仕方なく誰も居ない富士山にひとりで泊まったり、登山客だらけの富士山にふたりで登ったりしてました。


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5月から、アラスカに行きます。はじめてです。
5月中旬には氷河入りして、6月終わりまで山登りします。

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でもその前に、ペコマの学会についていって、これまた人生初!ハワイを5日ほど満喫。(たぶんのぼんない)


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そのあと、ふたりでコロラド、ボルダーへ移動してまた5日ほどクライミングします!


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そこから、ペコマはダラスへ移動。私はアンカレジへ移動して、その1週間後には氷河生活スタートです。


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1.5ヶ月ほど文明から遠ざかり、ネットもない環境でひたすら山登りです。楽しみです。


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7月にはまたブログで面白いご報告ができるといいな!と思っています。


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今は成田の電源スペースでビール飲みながらフライトを待っています。
退職して、やっと"旅人"生活がはじまりました。
どんな冒険が待ってるんでしょう?


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わくわくさんだね!(まずはワイハー!)

2018/4/1 谷川岳〜オジカ沢ノ頭〜赤谷川源流域〜万太郎山 バックカントリースキー

谷川岳二日目は、群馬から新潟への県境越え全長20km近いロングルートを満喫してきました!


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見たこともない巨大な沢!

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肩ノ小屋からの全行程。




前日の偵察で、下山地点である毛渡橋の脇、平標の登山口に車をデポすることに。
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サンダルで駅まで1kmくらい歩きます。


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素敵にローカルな無人駅、土樽。切符の発券はありません。



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始発は6時28分。6時37分に土合に着くので、ロープウェーの始発にちょい間に合わない位です。でも電車は三時間に一本しか来ず、終電は18時。帰りの時間を気にして降りるよりは断然いいプランだと思いました。ちなみに運賃は車内で車掌さんに払いました。



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7時20分くらいのロープウェーに乗って9時半頃肩ノ小屋到着。


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ここから雪をつないでコルまで滑れるかと思いましたが、笹が出ていてダメ。途中から歩きました。


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オジカ沢ノ頭までは夏道沿いに気持ちのいい稜線あるき。岩岩している。
ソロのスキーヤーが1人、同ルートで、避難小屋まで一緒でした。


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オジカ沢ノ頭10時半。あつい!


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避難小屋まで下りて滑降準備。ペコマは持参した1Lの水を飲み干してしきりに「腹筋がつる」と言っている。
いよいよ本命の大バーンへドロップです!


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滑り込んでみてビックリ!なんだこの巨大な谷は〜!!



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深くて巨大な谷の全貌はここへきたものにしか見ることができない。閉鎖的なのに超開放的な大斜面を思いっきりとばす!


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贅沢な時間。この大バーンにスキーヤー3人だけ!



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谷底をすーいすい。両岸に巨大な雪壁がそそり立っている様は壮観!



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11時すぎ。沢の源頭部で大きなスノーブリッジあり。更に万太郎山の裾野までつめて正面の尾根を登るつもりでしたが、計画変更してツボ足で県境の稜線へあがることに。


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雪は締まっていてツボでもさほど問題なかった。底なし体力のブルドーザーペコマがラッセル。



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ソロスキーヤーはスノーブリッジを避けて西よりにライン取りしたあと、シールで万太郎山頂へ突き上げる広い沢地形を登って行く。
結構な急斜面です。


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だいぶ高度が上がってきました。滑ってきた大渓谷を振り返る。



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尾根の向こうに越後湯沢の街が見えてきました。


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稜線伝いでもそれほど遠回りではない気がしましたが、大障子ノ頭まで1時間半近くかかりました。ここからいったんコルへ降りて、さらに250mの登り返しで万太郎山頂です。


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山頂到着は13時半。ソロのスキーヤーから30分くらい遅れての到着。360度の大パノラマを満喫しながら休憩し、この日はじめてスキーウエアを着用。いざ、最後のドロップ!


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斜面は大きいが雪が少なくて笹や潅木が随所に頭を覗かせていたものの、おおむね気持ちよく滑ることができました。


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楽しかったねー!



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GPSを確認しながらルート取りをして毛渡沢へ滑降。そこからは7kmほど、ひたすら歩いたり漕いだり登ったりの長旅で2時間以上もかかってしまいました。トホホ。



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ちなみに下山口の2kmほど手前でがっつり渡渉がありました。靴下まで完全浸水。
16時半ころ、毛渡橋へ到着。泥だらけになった装備を綺麗にして帰路につきました。
電車は15時半を逃すと18時まで来ないので、やはり車回しておいて良かったです。


もうちょっとスピードアップしたいね、と反省でした。。
東日本の春スキーもそろそろシーズン終盤かな。

2018/3/31 谷川岳西黒沢 バックカントリースキー

3月最終日は谷川岳へ!
西黒沢か茂倉沢を予定し入山しました。


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ロープウェイ始発、休日は7時。この日は1時間寝坊して5時に自宅を出発し、7時半すぎの便に乗れました。
天気が良くて登山者たくさん。



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熊穴沢避難小屋あたりから見た西黒沢上部。熊穴沢出合のやや上あたりで滝が露出しているのが見えましたが、右岸はかろうじてつながっているようにも見える。西黒沢行けるかなー。行きたいなー。




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アプローチはスタートからなるべくシール歩行を追求。登山者のトレースは急なので緩斜面をまいたりしましたが、トラバースで緊張する箇所もあり少し時間を食いました。肩ノ小屋までの最後の300mくらいはスキーをかついでガシガシ。雪さえ締まってればコレが一番早い!




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肩ノ小屋直下の300mの大バーン!超気持ち良さそう!西黒沢いきたいなー。



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肩ノ小屋は10時頃通過しました。汗だくですが、ここら辺から風が通り抜け少し涼しくなる。
西には明日行く予定の万太郎山方面へ伸びる稜線が見えています。



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快晴!



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トマノ耳にザックをデポして空身で山頂往復。山頂は雪庇のせいで壮大な景色が見渡せないのが残念!


結局、滝が出ているところ以外は繋がっていて、落ちるものも落ちてそうだし、行けそうと判断。西黒沢を落とすことにしました。
そうと決まればなるべく午前中のうちに抜けてしまいたい。トマノ耳で休憩、滑降準備して11時頃ドロップ開始しました。


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肩ノ小屋付近から絶壁のマチガ沢をのぞむ。新し目のシュプールもついてました。エキストリームだなー。





さあ、お待ちかねの大バーンです!!ひゃっほー!!

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ひゃっほー!!
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ひゃっほーーーーう!!




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ひとしきりひゃっほーしたら、西黒沢一番の急斜面、核心部に突入!


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ささっと滑り抜けていくのが一番いいのは分かってる。でもコケてはいけないという緊張感からなかなか攻められない。
登りながら眺めてきた斜面だが、いざ滑ろうと真上に立つとクラックの位置や大きさが見えづらい。
クラックを避けてゆっくり進もうと横滑りしても、ザラメがざーざー流れてエッジがきかない。
早く抜けるしかないね!




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核心部をなんとか切り抜けて沢下部へ。あとは滝の通過を残すのみ!



ここが熊穴沢と出合う手前の滝露出ポイント!
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トップのペコマは慎重に横滑りしつつしばし逡巡し、最後は落ちてた。なんかヤバそうだなあ!



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写真ではわかり難いけど段差は2mほど。雪がつながっているところはないので意を決して落ちるか、滑って飛び越えるしかない。
斜度的にも飛び越えるのが良いのはわかるけど、やっぱり勇気が必要。
下にいるペコマの誘導で良さげな部分から滑り降りた。


ふーーっ。これで核心部は全て越えたはず!
緊張するけど楽しいなあ。



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熊穴沢を降りてきたソロスキーヤーに遭遇!


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下部まで良質なザラメで気持ちよくゲレンデの下山コースに合流しました。



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あー楽しかった!時間はお昼。明日は土合から土樽へ抜けるので、これから関越トンネルを超えて新潟側へ移動です。




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西黒沢上部の滑降ライン。



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明日は下山ポイントである土樽駅の最終電車を気にせず滑りたいので、あらかじめ車を下山地点にデポし、翌朝の始発で土合へ移動して入山するという作戦にしました。ということで今夜は新潟側に一泊。12時間3000円で温泉も利用できる神立高原スキー場の仮眠室を利用しました!




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リラックスルームはナイター組がはけてきた20時すぎくらいから賑わいはじめる。テレビを見ながら部屋のみ気分でくつろげました。仮眠室も快適でした。
明日のロングコースも楽しみですね!

2018/3/25 雨飾山 P2南尾根 往復 バックカントリースキー

雨飾山荒菅沢はプチ"Climb &Ride"の練習山行のつもりでした。

普通にスキーのプランなら、夏道沿いに登って荒菅沢をいちど北側へ渡渉し、笹平を経由して山頂北側からのアプローチになります。
でも山頂の東〜南面はフトンビシ岩峰群を形成しており、いくつかのバリエーションルートがあります。
山頂直下からこのフトンビシの真ん中に切れ込んだ荒菅沢上部は、最大45度もあるといわれるエクストリーム斜面だとか。


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赤のラインが荒菅沢。山頂直下はヤバい感じ。崖マーク。

というわけで、ハーフロープ1本と、ハーネスにスリング類数本、最小限の登攀具を身につけてフトンビシ南尾根を登攀し、山頂を踏んで荒菅沢を滑ろうというプランを考案しました。
しかしもともと1日がかりの行程となる上、もし雪が昨日みたいな感じだったらアプローチ敗退も濃厚。そもそも45度の急斜面を登攀具持って滑れるのか?(ステップアップしすぎ?)とか様々な不安要素がある中、前日の疲れ(&心を折られた)もあって再検討。


結局、登攀具ナシで入山、フリーソロで行けそうなら登攀し滑降、という超中途半端な妥協案に落ち着きました。


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はじめはやはり林道歩きもあるので、昨日と同じく4時行動開始。でもさすがは豪雪地帯。林道はしっかり雪が残っており全てシールで歩けました。ちょっと道間違って鎌池方面へ遠回りしたりしながら、2時間ほどで夏の登山口を通過。


しばらく大海川の谷底を夏道沿いに歩き、上の地図の矢印付近からスキーをかついで左の尾根を直登しました。
心配していた雪質はまあまあ。ほどよく締まっていてガンガン高度を稼げました。

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昨日とはうってかわって、1時間半で標高差300m上がり、1500mの尾根の上へ。シールに履き替えて少し登った後、アイゼンとピッケルに持ち替えて登攀モードに。さらに1時間で標高1838mのP2 に到達しました。

スキー靴はウォークモードにしても、足首の可動域が狭いのでフラットフッティングがし難い。歩きづらいけどここ最近の山行でだいぶ慣れてきました。


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とりあえずP2で一休み。時間は10時。荒菅沢の対岸にもスキーヤーが10人くらい見えました。



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さて。どうしようか。前方に見えている山頂直下の岩肌、ほぼど真ん中を登るのが南尾根最後の核心部となる岩稜。
登山体系では50mくらいとあった。あれを初見フリーソロで行くかどうかがまず1つ。そして、正面に見える絶壁が荒菅沢上部。
理屈としてはあれを滑るために南尾根を越えて行くという、一応合理的と思えるこのプランだが、果たしてあの絶壁はオーバーグレード過ぎるのでは・・・。実物を見て怖気付く。

「あれはヤバいね」
完全に戦意喪失!


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あそこをすべらないのであれば、わざわざ南尾根をフリーソロして山頂を越えて行く必要もない、と更にゆるふわな思考回路は加速。
結局登ってきた南尾根を落とすことにした。


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登ってきた東向き斜面は岩も出ているので、少し南側を回り込んで滑降。最初の300mくらいは最大斜度30度くらい、雪質もよく最高に気持ちよかった!

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最後は荒菅沢を左に見つつ、スキーヤーズライトの尾根をいい感じに落として、尾根の緩めの斜面をラインどりしながら比較的スムーズに大海川の谷底へドロップ。

最後の林道はストップスノーでひたすら漕ぎ続けましたが、なんとか昼頃には車に戻れました。


荒菅沢はもっとうまくなって絶対リベンジします!

プロフィール

chippe

Author:chippe
chippeのブログへようこそ!
2006.10 山歩きをはじめる。
2007.9 クライミングをはじめる。
山岳同人「青鬼」所属。国際認定山岳医。
好きな食べ物:肉。

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