Squamish クライミング 2017/8/11〜12 入国 , Exasperator ほか

2年前に訪れたスコーミッシュでまた登って来ました!
今回は青鬼のビビアンと女2人旅です。

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8/11〜8/20の日程で、時間がない大人はもちろんVancouverまでの直行便です。エアカナダで行きました。
フライト時間は行き8時間半、帰り10時間です。頑張らないと映画4本見切れない。結構あっという間です。


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空港でレンタカーを借りてレッツゴー!VancouverからSquamishはたった60kmなので1時間ほどで着いちゃいます。
Vancouverの街中以外は渋滞しないハイウェイを気持ちよく走れるので、うちから御岳に行くより断然早いです!


初日は街について、ホテルのチェックインを済ませてからカフェでゆったりランチ。
多少の店の入れ替わりはあったものの、街は2年前とほぼ同じ姿で懐かしさがこみ上げて来ました。
その後、自由人になってカナダでバムしてる青鬼のまっちゃんと合流して一番近い岩場、Smoke Bluffsへ。
Squmishはほとんどのエリアが街から車で10分程度という夢のような場所です。
しかも日の出6時の日の入り20時という驚異的な日の長さで、毎日15時間近く行動できるのです。正に天国!


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"Penny Lane 5.9"

なかでもSmoke BluffsはHotelから駐車場まで5分くらい。エリアの中で一番遠いところでも駐車場から歩いて15分で、こんな30m級の美しいクラックが沢山。ボルトルートもあります。初心者もたくさんでワイワイ賑わう人気エリア。
新しいトポで「TOP100」ルートに数えられており2年前にも登った簡単なルートで肩慣らしです。

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"Quarryman 5.8"
でも急に襲ってくる猛烈な眠気。全身倦怠感で身体もゆっくりとしか動きません。

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そしてほどなくしてビビアン終了。とは言っても、あたりが明るいから勘違いしてしまいますが、時間はすでに19時です。
時差ボケだけでなく単純に寝不足もあるので、もう眠くなって当然。無理せずさっさとあがりました。

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ということで、入国祝いの乾杯ビール!

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Hotel Squamishは1Fがパブになっていて、ビールもフードもとても美味しい。


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お腹いっぱいになったらそのままお部屋に上がるだけなので、宅飲みのようにくつろげます。

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今回の旅のメインイベントはThe Stawamus Chiefにある"The Grand Wall"という名のマルチピッチ。ということで、翌日はその偵察もしつつショートルートで遊ぶことにしました。


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で、翌朝。コレがChiefだー!!

世界で2番目にでかいgranite monolith(花崗岩の一枚岩)と言われています。(1番はもちろんアレだよね!)
街からいつもいつも見えています。ここも車で10分以内!
壁の高さは約560m。地上からその約2/3までを登り切るのが、"The Grand Wall"です。
その基部 The Grand Wall Baseには、"Exasperator"をはじめとして順番待ち必至の「TOP100」ルートがいくつもあります。
駐車場から壁までは歩いて10分くらいで、どでかいボルダーがゴロゴロしてる林を通り抜けて行きます。
時間があればボルダーもやりたいです。


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"Exasperator 5.10c" OS!


"Exasperator"は一応2ピッチに分かれていますが、50m繋げて登るのが楽しいです。爽快そのものです。朝一でまず、一番順番待ちが怖かったこのルートをやりました。その後、左のほうへ移動して、The Grand Wallの下部のルートを下見です。


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"Apron Strings " 1P目、5.10b。ストレニなレイバックがひたすら続く。 

The Grand Wallは、左上からバンドを歩いて取り付くと8ピッチなのですが、地上から登るならこの"Apron Strings"からの継続がオススメです。この日は"Apron Strings"から "Mercy Me"までの計4ピッチをつなげて登ってみることにしました。


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"Apron Strings " 2P目、5.10a。つるべでビビアンリード。またしてもレイバック!


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2P終わると歩けるバンドに到達。ここから"Mercy Me 2P 5.8"がスタート。早くも眺め最高!


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Mercy Me はダイクを登るフェイスルート。1P目は40mでボルト3つです。ガバホールドガバスタンスを駆け上がる!


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2P目は左上して行きますが、ボルトが少ないので迷子になりかけます。The Grand Wallをやるときは、途中から右へトラバースしてMercy Meを離脱します。

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登攀終了!ハングでかっ!トポにはないですが、このハング下のクラックもギアが残置されていて、トライされてるようでした。


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朝から登ってるのにあっという間にもう16時。でも暗くなるまではまだあと4時間以上あるので、Smoke Bluffへ転戦です。


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"Lieback Flakes 5.9"どランナウトのガチレイバック。。。
暗くなるまで登って、またホテル1階のパブに行きました。

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やりたいことを整理してメモにリストアップ。こうして見ると、やっぱり1週間は短い!明日は雨予報なので観光です!
テーマ : クライミング全般(含ボルダリング)
ジャンル : スポーツ

Tag:フリークライミング  Trackback:0 comment:0 

山岳医のはなし。

7月は山岳医としての活動で計3回の週末を山で過ごしました。

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立ち上げメンバーでプレ山行!


2015年12月に資格を貰ったものの、これまでは講習会講師やスタッフなどの仕事がメインで、山中での医療活動経験はほとんどありませんでした。
そんな中、国際基準での認定者も30名を超えた現状を受け、認定取得者をちゃんと世のために使おうという動きが本格化しました。
そしてまず今年はその最初の試みとして、認定山岳医・山岳看護師による甲斐駒ケ岳黒戸尾根の山岳医療パトロールという活動をスタートしました。
立ち上げメンバーとして7月第1週と第3週に実際黒戸に入って、医療資機材の歩荷や環境整備、パトロール活動(アンケート調査など)、お世話になる七丈小屋でのミニレクチャーなどを行い、傷病者も1名処置を行いました。

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山頂にてアンケート、SpO2の測定なども。

夏の黒戸尾根は山慣れしている方ばかりで基本的には遭難者も少ないと思いますが、皆さん意識が高いのでミニレクチャーなどにも興味をもっていただき、手応えはまずまずでした。

活動内容に理解や協力を頂けるか初めは不安もありましたが、
「こういう人たちが山にいてくれるというだけで心強い」「脱水症の話は勉強になりました」
などの声をもらえたのはとても励みになりました。

認定山岳医・山岳看護師は今後10月まで、毎週末黒戸尾根を歩いて登山者の皆さんの安全を守っていきます。

朝日新聞
朝日新聞の記事

そして先週は、「東北の高校生の富士登山2017」に医療班医師として参加して来ました。
これも山岳医のつながりからいただいた情報に二つ返事で参加表明したもの。
やはり不安もありましたが、非常に楽しい三日間で、経験や人脈など収穫は沢山ありました。

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東北はいわき、郡山から、東京からもバスで富士宮5合目に集結です!

私自身は学校登山の帯同経験もありませんでしたが、これまで学んできたこと、考えてきたこと、繰り返しシミュレーションしてきたこと、そして何より、自分の山行で培った技術や体力を、現場で活かすことが出来ました。

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初日は濃い霧雨の中、各班ごと円陣を組んで出発!

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初日夕方、一瞬の晴れ間に山頂方向が望めた。

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翌朝は2時半に6合目を出発!

登頂日の26日は、トランシーバの要請のもと、先頭から最後尾へ、最後尾から真ん中へ、真ん中から先頭へと移動し富士宮山頂に登頂。その直後に9合5勺の下まで降りて、最後尾から2度目の登頂を果たしました(笑)。
救護所でひたすら待機する医療支援と違って活動はとてもアクティブで、個人的には「ああ、なんか山岳医っぽい(笑)」と思ったりしてました。標高3000m超での繰り返しの登下降も、その前の週までに甲斐駒に計4回登頂していたのもあってか特に負荷はありませんでした。

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天気が心配されたものの、登頂までは青空が応援してくれる場面も。

要請があればすぐ駆けつけたいし、ゼエゼエ息切れしながら「安心してね!」なんて言えません。
やっぱり登山でもアルパインクライミングでも山岳医療でも、一番大事なのは体力なんだな、と思いました。

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山頂には先に登って横断幕を広げ応援してくれている応援隊の皆さんが!


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毎年全くのプライベートでお手製の横断幕とともに駆けつけてくれる方もいる。感動的です!



今回のために用意した医薬品や処置機材のパッキングは、誕生日にもらったパタゴニアのバッグが丁度いい大きさでした。これ気に入ったので今後も医療バッグとして使おうと思います。
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いつもならまず持つことのない、傷病者用の水分。今回は計3リットル歩荷して、1リットルくらい使いました。
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こうした実地経験をもっともっと蓄積して改善していきたい点が山ほど見つかり、またモチベーションが鰻登りです。



この「東北の高校生の富士登山」という企画は、昨年10月に亡くなった田部井淳子さんが主催され、東日本大震災発災後の2012年から毎年行われてきた一大プロジェクトです。ヤマケイさんやアルパインツアーサービスさんの共催ほか、多数のスポンサー、支援団体協力のもと、今年で6回目の開催となりました。今年度は息子の進也さんがリーダーとなって、40名を超える大人のスタッフと総勢64名の被災した高校生たちを引っ張ってくれました。淳子さんの悲願である「高校生1000人登頂」を目指して今後もこのプロジェクトは続いていきます。


富士山での三日間は本当に楽しいことだらけでした。
山と様々な方面から深く関わるスペシャリストの大人の方々から沢山刺激を受けましたし、諦めることなく一歩一歩歩き続けて見事全員登頂を果たした高校生たちからもパワーやモチベーションをもらえました。
登頂した高校生たちがこの経験や得た自信を、各々の人生に役立ててくれたらいいなと思います。

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山頂にて、今回プライベートで応援にいらしていたなすびさんと。パワフルなのに謙虚な方で、モチベーション頂きました!

少しずつ、自分が思い描いていた「山の医者」の姿に近づいていける思いがしています。
こうした活動に積極的に参加しつつも、自分の山もだらけることなく攻めていきたいです!

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全員登頂おめでとう!!

Tag:国際認定山岳医  Trackback:0 comment:0 

プロフィール

chippe

Author:chippe
chippeのブログへようこそ!
2006.10 山歩きをはじめる。
2007.9 クライミングをはじめる。
山岳同人「青鬼」所属のゆるふわクライマー。

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