法螺貝の反省

今まで行った沢では一番難しかった今回の法螺貝ゴルジュ突破。
右膝が痛む度に一場面一場面が脳内再生され、反省点が次々と浮かび上がってくる。
怪我は余計だったけど、それを加味しても色々学ぶことが多い遡行だった。



やっぱり山において体格の差は歴然だ。
今回はそれをより強く痛感した。
ボルダーをはじめとするスポーツクライミングにおけるリーチ差の問題より、もっと大きい優劣の差が今回のような山行では明らかになる。



荷物の重さも然り。
今まで経験した中で言えば、重荷を背負っての歩きや乾いた岩登りでは問題になったことは特に無かった。
でも沢登りは何かがちょっと違うようだ。
前回の遡行でも空身にならないと越えられない箇所があったので
「もっと懸垂の負荷を上げなきゃ駄目だ!」とか思ったけどそれが間違ってた。
そもそも男性と体重が違うので、持っている荷物の重さは体重比に換算するとかなり重くなる。
同じことを同じようにできなきゃ、なんてそんな所で闘争心を燃やすこと自体間違ってた。
もっと自分に出来ること、出来ないことを瞬時に判断してその場の最善の行動を素早くとれる能力が必要なんだ。



今回でいえば、もっと素早く荷上げが必要と判断して空身で登るべき場面が多々あった。
そして荷上げをスムーズに出来るようなシステムを予め身につけておくべきだった。
補助ロープは2人で1本でpecomaが常に携行していたのでそれがなかなかうまく行かなかった。


激流ウォータースライダーの所も、つっぱりムーブは正直ぱっつんぱっつんだったけど、水流の関係で頭が下目になって来た時、重荷が背中からずり落ちてバランスが崩れた。
ここから先は水流に足を突っ込むしかない、という所でバランスが悪く、立て直せないまま水流に足をとられて流された。空身ならきっと抜けられてた。


とにかくそういう場面は多くて、思い返すほどに「なんであそこで・・」って今更ながら思う。
逆に言えば、荷上げ前提ならビバークのクオリティを保てるんじゃないか?とも思う。
それにシステムは違うにせよ、ビッグウォールとかでも荷上げは使う技術なので慣れて置いた方がいいだろう。


今回泳ぎで抜けられないところがあったのも実に心残り。
緩流のところ目掛けて思いっきり飛び込めば行けたのかも知れないが、差し伸べられたロープについ頼ってしまった。私は法螺貝ゴルジュ突破したっぽいけど、パーティのリーダーとしてあそこに行くことは出来ない。悲しいけどそれが現実。。



でも、以前も書いたけど山は相手が男性か女性かなんて気にしてくれない。
行きたけりゃやるしかないんだ。
フリーでも小さくてかなり苦労した。でも今は、その体型を活かしたクライミングがある程度出来るようになった。
だから厳しいアルパインでもいつか自分の力を最大限発揮出来るようになる日が来るだろう。
でもフリーと同じかそれ以上に同じ悩みを持つ人口が少ないから、ある程度の答えを得られるまではかなりの時間がかかるだろう。頑張るしかないな。


沢でもっと成長したい!
おらっちがんば!!

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

Tag:アルパインクライミング  Trackback:0 comment:0 

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chippe

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2006.10 山歩きをはじめる。
2007.9 クライミングをはじめる。
山岳同人「青鬼」所属のゆるふわクライマー。

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