米沢牛で締め括る2年




仙台に居た頃、職場の上司が教えてくれた米沢牛懐石料理のお宿。


前回行ったのは仙台から埼玉への異動の前、つまり2年前。


今回、また異動前にお休みを頂けたのでこの機会に!とリピートしてきた。





この宿の素晴らしさ如何はもはやここで語る必要もないくらい、数多のウェブサイトやらブログやらで紹介されている。

個人的に感慨深かったのは、2年前もサーブしてくれた若い女性スタッフが今年もかわらない笑顔で対応してくれたこと。
爽やかで若々しいその印象はそのままに、2年前よりも少しその笑顔に自信というか、深みのようなものを感じられた。

おそらく同じくらいの年代なのであろうその方が2年前、29を前にした私たちに「若いお客様はあまり多くないので嬉しいです」と語ってくれたのを思い出す。

あれからもう2年も経って、自分はもうすぐ31になろうとしているんだなあ。




私たちは良くも悪くも大人になった。
"悪くも"が表すところは焦りを伴う渇望や貪欲さが弱まったところだ。その点に関しては認めざるを得ないが、それは大人という歓喜に満ちた世界と表裏一体。





私は今、すごく楽しい。
30の大台に乗ってから、20台にはなかった人生の面白さを沢山知った(知ってしまった?)し、楽しみ方もだいぶ上手くなった。
20台の時より確実に楽しいと言えるし、未来への希望、ワクワクも増している。





余裕が出来た、と言えば聞こえは良いが、要は渇望、飢えの程度が焦りを伴うほどのものではなくなっただけ、ということかも知れない。
いつまでも乾きの癒えない人生こそがとんでもない大仕事を生み出すのかも知れない。しかしそんな人生は苦しそうだし、少なくとも私のやわな性根には耐えきれなさそうだ。





それに、常に何かに追い立てられるようもっと、もっとと求めていた自分には、どこかなにも為さずに老いることへの恐れがあったように思う。
しかし年を重ねることはむしろ楽しいことだと、知ることが出来た。
体力だってまだまだ向上できる。要はやる気と、やるかどうかだけだ。
山やクライミングに関しても、仕事に関しても、この余裕は、そもそも経験値や実力が上がったからこその余裕だ。そう思う。
強ければ強いほど登れるところが増えて、行ける場所が拡がって、楽しくなるのは当然のことだ。


だが、経験値のことを語るのは時期尚早、人生の大先輩から見たら「まだまだひよっこのくせに」と失笑されてしまうだろう。20台の子供時代と比較すればワクワク度が高い、という程度の話ということでお赦し頂きたい。



出来ることが増えるほどにやりたいことも増えていく。モチベーションはまさにうなぎ登りだ。


時の宿で時を忘れ、これまでの時の使い方に思いを馳せる。
次にすみれを訪れる時は二人、どんな素敵な大人になれていることだろう。ね。


テーマ : 肉料理
ジャンル : グルメ

Tag:肉部活動  Trackback:0 comment:0 

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chippe

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2006.10 山歩きをはじめる。
2007.9 クライミングをはじめる。
山岳同人「青鬼」所属のゆるふわクライマー。

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